阪神・平田2軍監督が2年目・遠藤のプレーに「気持ちも出ていた」一問一答

3回裏阪神無死一塁、遠藤成は捕前に送りバントを決める=安芸(撮影・佐々木彰尚)
1回裏阪神無死、二塁へ打球を飛ばし一塁へヘッドスライディングをする阪神・遠藤成=安芸(撮影・佐々木彰尚)
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 「2軍練習試合、阪神2-7西武」(20日、安芸市営球場)

 阪神が西武に2-7で敗れた。敗戦の中でも平田2軍監督は先発・及川の投球を評価。2安打を放った遠藤と熊谷や、長坂の活躍にも目を細めた。一問一答は以下の通り。

 -先発の及川が4回4安打1失点(自責0)だった。

 「うん、良かったんじゃない。まあ、山川の2打席目の四球は追い込んでからやったんで、思い切っていってほしかった。打たれていいのに、抑えたいって気持ちが強かったんだろうね。変化球もどういう反応で空振り取れるかなっていうのはあったと思うよ。でも、こういう山川とかと対戦できたということは及川にとってはいい経験だよ」

 -山川は球界屈指の右の強打者。

 「右の強打者って山川だもん。パ・リーグを代表するというか、日本を代表する打者なのでね。ティー打撃の時から見てたけど、風格もある。対戦してサードゴロに抑えてね。変化球で追い込んで、四球っていうのが残念だったっていうだけで、振ってくれないというのが分かったと思うしね」

 -去年、課題に挙げていたテンポやリズムは良くなったか。

 「改善されいてる。欲を言えばきりが無いけど。昨年よりは、テンポも良くなっているし、帽子が一球一球飛んで、あれが間延びすんねん。今日もそういったことはなく、体幹も強くなって、フォームも安定してきたと思うよ。山川と渡部に四球出したことはしょうがない。ただ、ストレートも良かったし、いいところがたくさんあった」

 -遠藤がバントを一発で決めた。

 「当たり前って言ったら当たり前だけど。今、取り組んでいるところで、遠藤は残ってた選手の一人だったから。当たり前のことだけど、その当たり前のことがちゃんとできるということで、あえてやらせたけど。練習をしっかりやればできてくるってことよ」

 -遠藤は2安打も放った。

 「まあ、最初のボテボテの内野安打でね、気持ちも出ていた。ヘッドスライディングしてな。やはり、この前は6タコでしょ。やっぱりヒットがほしいと思うし、ボテボテのヒットとバントを決めたことで、最後の打席も左からヒットを打って、取り組んでることができてくればいいけど」

 -高寺も“強襲”のヒットが出た。

 「強襲というか、ボテボテだけどさ。ゲッツーになったけど、(第2打席)のセカンドゴロの方が良かったと思う。高寺はヒットがどうのよりも、内容とかそういうところなので。第1打席も3ボールから打っていい時は打てよって話はしたんだけど。次は初球から振ってるやん。そういうところでは、詰まってないし、対応してる方だと思うよ。高寺は打つことより、ランナーに出て、ライナーゲッツーになってアウトになった。こういうことは実戦でないと、練習できない。ライナー気をつけろって言っても、飛び出すところがさ、失敗して覚えるところだよな」

 -熊谷に長打が2本出た。

 「熊谷はね、状態がすごくいいよな。熊谷と長坂も。長坂はスローイングが正確だし、栄枝がすごく話題になってるけど、この前の四国銀行戦といい、今日といい、長坂がいい。藤田はまだまだだけどさ、長坂がマスクかぶる時は締まるし、スローイングも負けてない。コントロールとボールの強さでは。バッティングも良くなってるし、長坂は非常に状態がいいよね」

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