阪神・矢野監督 巨人4連倒や!唯一負け越し、逆転Vへ過酷…後半戦いきなり13連戦
阪神は9月1日から9年ぶりとなる過酷な13連戦を迎える。中でも矢野燿大監督(51)が重要視するのは、4日からの巨人4連戦(甲子園)。今季は2勝8敗と唯一負け越している相手で「巨人を倒さないと上にはいけないんでね」と血気盛ん。舞台は今季勝率7割と好成績を誇る甲子園。地の利を生かして追い上げる。
後半戦は過酷な13連戦で幕が開ける。巻き返しのカギを握るのは4日からの巨人4連戦。今季2勝8敗の宿敵にやられっぱなしでは前に進めない。上位浮上へ矢野監督はG倒を重要視した。
「巨人だけにちょっとやられているし、巨人を倒さないと上にいけないんでね。そういうところはどう攻略していくか、どう倒すかが大事な部分」
首位を独走する巨人。開幕戦で3連敗を喫し、前回8月18日からの3連戦では敵地で3試合連続完封負けという屈辱を味わわされた。ゲーム差は6・5。これ以上、離されるわけにはいかない。
敵地では1勝も挙げられていないが、本拠地では4戦2勝と互角だ。さらに、今季の甲子園では勝率・700と好成績を残している。心強いファンの声援を力に地の利を生かし、東京ドームでの借りは聖地4タテで返す。
9月は30日間で27試合を戦う過密日程。矢野監督は「あんまり先のことを考え過ぎても、星勘定してもあれなんで。みんな目の前を精いっぱいトライしてくれているんで」と一戦必勝を誓う。
まずは、後半戦初戦となる1日からのヤクルト3連戦。「巨人戦の前にヤクルト戦にしっかり入って、準備を整えないことには、巨人戦に『さあ、いくぞ』という準備が整わないんでね」と指揮官。チームだけでなく、ファンも待ち望む打倒・巨人。ダッシュを決め、反攻の勢いを加速させる。
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