阪神・サンズ 2戦連発!3戦連続安打&打点、マルチで打率3割乗った

 8回、右越えに勝ち越しソロを放つサンズ
3枚

 「阪神3-3広島」(22日、甲子園球場)

 この男が3番に入れば、より一層の輝きを放つ。3試合連続で3番に入った阪神・サンズが、来日初の2試合連続本塁打&3試合連続打点と抜群の存在感を発揮。打率も・305と3割台に乗せた。

 逆方向に白球が吸い込まれた。同点の八回1死の第4打席。塹江の高め149キロボール球を豪快に振り抜く。一時勝ち越しとなる5号ソロを右翼席へ運び込み、4925人のファンの興奮状態も止まらない。「終盤で同点だったから、逃さず打とうと。しっかり捉えることができた」とサンズも自賛の一発だ。

 序盤も劣勢ムードをはね返した。1点を追う三回1死三塁。野村のツーシームを強振し、右中間を強烈に破る適時二塁打とした。「どうにかしてランナーをかえしたい気持ちで外野まで飛ばせる球を待っていたよ」と完璧に捉えた一打を振り返る。

延長十回大飛球

 延長十回は右翼への大飛球がポールを巻いていれば…という惜しい一打の後に中飛に倒れたが、この日のサンズの打撃内容に文句を付ける虎党は誰もいないだろう。

 開幕は極度の打撃不振で2軍スタートとなった。昇格後6月の月間打率は・091だったが、7月の月間打率は・354と夏男ぶりを発揮している。2打点を挙げ、チームトップとなる14打点。昨季韓国リーグ打点王の実績はダテじゃない。

 矢野監督も「見ていて、打ちそうだなという雰囲気をすごく出してくれているんで頼もしいです」と絶大な信頼を寄せる。サンズが確実に軌道に乗ってきた。効果的な一打で次戦もチームを勢い付ける。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス