阪神・藤浪 テーマは“意図した投球”4日先発、問題なければ脱リハビリ組
軽度の右胸筋挫傷からの復活を目指す阪神・藤浪晋太郎投手(26)が2日、先発する4日のウエスタン・中日戦のテーマに“意図した投球”を掲げた。予定は5回で問題なければリハビリ組から外れる方向。思惑通りの内容で結果を示し1軍への第一歩を踏み出す。
“ラッキーボール”はいらない。藤浪が投球プランを口にする。「自分の組み立て、配球で。逆球で空振り取って三振とか試合の中ではあるんですが、意図した投球を増やして」。大事なのはイメージ通りにイニングを重ねていくことだ。
既に患部に不安はない。「ケガの状態は最終(段階)ですが結果を結局出せていない。いきなり(1軍に)上がりますという立場ではないですし」。立ち位置は分かっている。だからこそ、結果を出し続ける必要がある。
この日は鳴尾浜で残留組練習に参加。リハビリ組から外れれば1軍昇格の対象候補となるが「結果を出してないので」。後はパフォーマンスを発揮していくだけだ。