阪神ドラ1西純 西勇と初キャッチボールで刺激「回転がものすごくキレイ」

 待ちに待った瞬間だ。阪神ドラフト1位・西純矢投手(18)=創志学園=が11日、甲子園室内で縁戚でもある西勇と初のキャッチボールを行い、刺激を受けた。

 “ダブル西”が一時的に結成された。虎のエースの球筋、球威を体感し、衝撃の連続だった。「軽く投げているのに球に威力があるというか、回転がものすごくキレイ」。第一線で活躍する投手はキャッチボールの球から「違う」ことを理解できたことは収穫だ。

 その後はブルペンで約55球を投じた。次回は平田2軍監督が「西は日曜日、先発は中田や」と話しており、及川と14日のプロアマ交流戦・OBC高島戦で2回以上を投げる予定。今回のテーマは制球力。「(前回は)逆球が何球かあったのでその辺りを減らしていければ」。西勇から感じ取ったことを生かし、マウンドへ向かう。

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