阪神・岩貞 中継ぎで故郷に“恩返し”だ 熊本地震から4年「貢献していきたい」

 阪神の岩貞祐太投手(28)が17日、甲子園での自主練習後にオンライン取材に応じ、故郷を襲った16年4月14日の熊本地震から4年が経過したことを受け、野球で復興に貢献していく考えを語った。

 「(熊本の人々が)不自由なく生活できるようになっていることはすごくうれしい。でもまだまだという部分もたくさんあるので、野球を通じていろいろと貢献していきたい」

 今年は先発から中継ぎに配置転換される可能性があり、オープン戦では3試合に救援登板。ブルペンの球数を減らすなど、調整にも工夫を重ねている。練習できなかった時間を利用し、昨年まで同僚だった高橋聡文の投球動画を視聴。通算532試合登板のリリーフ左腕から「中継ぎで奪三振率も高く、そういうピッチングスタイルを勉強しよう」と学んだことを明かした。

 この日はキャッチボールやノックなど約3時間汗を流した。来週中にもブルペン入りする予定。新たな役割でも、故郷へ“恩返し”を果たす。

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