阪神・ボーアが先制タイムリー 守備では初失策
「オープン戦、阪神-巨人」(8日、甲子園球場)
阪神・ボーアが先制タイムリーで“来日初打点”をマークした。
場面は初回2死二塁。相手先発・ディプランがカウント2ボールから投じてきた内寄りの直球を左前へ運ぶ先制タイムリーを放った。
この日のスタメンは1番・糸井、2番・近本からサンズ、ボーア、マルテの助っ人勢がクリーンアップを形成。一回には糸井が右前打、続く近本がセーフティバントで投前に転がす内野安打で無死一、二塁の好機を演出。ただ、3番・サンズの場面でダブルスチールを試みるも三振併殺となり好機を逸しかけていた。
一塁守備では初失策を記録してしまった。1点リードの三回無死一塁から、吉川尚がバントした打球を前進してさばいたが、一塁への送球が左へ逸れた。初回に先制打を放った助っ人だが、守備の不安を露呈した形だ。
チームはオープン戦7個目の失策。実戦14試合で14失策となった。昨季は12球団ワースト102失策。昨秋以降は課題克服に取り組んでいた。
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