阪神・中谷、初1軍合流!右の大砲殴り込み 生き残りへ手応え「調子はいい」
阪神・中谷将大外野手(27)が4日、今年初めて1軍に合流した。同日・広島とのオープン戦(甲子園)は中止となり、実戦出場はお預けとなったが、室内練習場では快音を連発。1軍生き残りへ、手応えを明かした。
「やってきたことをやるだけです。調子はいいと思っています。いろいろ試してこられたのが良かった。充実したキャンプでした」
今春は安芸2軍キャンプスタート。1軍メンバー漏れの悔しさを抱きつつ、打撃を見つめ直す機会になった。平田2軍監督、北川2軍打撃コーチ、日高2軍育成兼分析担当コーチから熱心な指導を受け「付きっきりでやってもらいましたので」と感謝を口にした。
キャンプ中の実戦では持ち味の長打力をアピールした。2月23日・西武戦、24日・四国ILp高知戦と2試合連続アーチ。高卒ルーキーの井上、遠藤らに手本を示してきた。
右の大砲へ首脳陣の期待は大きい。チームの主力には近本、木浪、糸原、福留、糸井、ボーアなど左打者がズラリ。井上打撃コーチも「外野に限らず左が多いというのもあってスタメンだけでなくベンチも右がカギになる」と懸念解消へのキーマンに指名した。
17年には20本塁打を記録。高卒10年目を迎えたスラッガーが外野争いに殴り込みだ。
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