阪神・ジェフが来た!5年ぶり藤川と再会「球児はスーパーマン」守護神に太鼓判

 「阪神春季キャンプ」(7日、宜野座)

 阪神のジェフ・ウィリアムス駐米スカウト(47)が7日、チームに合流した。キャンプ地訪問は2009年以来11年ぶり。ブルペンではかつて“JFK”を形成した藤川球児投手(39)の投球に熱視線を送り、「球児はスーパーマン」と今季の活躍に太鼓判。ボーア、エドワーズらとも積極的に交流を図り、助っ人の全面バックアップを約束した。

 伝説の助っ人左腕が宜野座に帰ってきた。午前10時、ウィリアムス氏はファンの大歓声に笑顔で応えて、グラウンドに登場。ナインを前に「よろしくお願いします!頑張っていきましょう!」と日本語であいさつした。

 人気は今も絶大だ。ウィリアムス氏が動くと、ファンも大移動。同氏はサブグラウンドで投手陣のキャッチボールを見守り、ブルペンではかつての盟友藤川の投球に熱視線。衰え知らずの“火の玉ストレート”を目の当たりにして笑みをこぼした。

 「彼は本当に素晴らしいですね。投げ方とかは昔と一緒ですし、彼を見ていたら現役の頃を思い出しました」

 藤川とは5年ぶりの再会だ。家族やチームの現状について会話の花が咲いたという。今年40歳を迎えるが活躍に太鼓判。「球児はスーパーマンだから、今年も活躍できると思ってます」と断言した。

 同氏は03年に来日。クローザーとして25セーブを挙げて、リーグ優勝に貢献した。05年は藤川、久保田と鉄壁リリーフ“JFK”で一世を風靡(ふうび)。タテジマ7年間で371試合、16勝17敗、47セーブ、141ホールド、防御率2・20。あの雄姿は今も色あせない。

 感傷に浸りつつ、駐米スカウトの仕事も全うした。ボーア、サンズ、エドワーズらと積極的に交流。「自分が来日した時はオマリーさんやアリアスがいたおかげで助かった。食事、文化などグラウンド外のことを自分の経験をもとにして伝えたい」と意欲を示した。

 現役時代バッテリーを組んだ矢野監督からは日本選手への助言を求められたという。ブルペンでは岩崎、岩貞ら左腕の投球を目に焼き付けた。「みんないい状態だと思う。これからいろんなピッチャーを見ていきたい」。指揮官が「相変わらずメチャメチャかっこいい」と評した青い目をした侍が、熱き魂を虎戦士たちに注入する。

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