矢野監督 4戦連続の先発勝ち星に手応え「いい流れだなと思う」
「ヤクルト3-8阪神」(23日、神宮球場)
阪神が今季3度目の4連勝を飾った。先発の高橋遥は6回102球を投げ8安打2失点(自責1)。粘り強い投球で、7月7日の広島戦以来、47日ぶりの3勝目(5敗)をつかんだ。4連勝はいずれも先発投手が勝利投手となっており、阪神にとっては2016年以来3年ぶりの“快挙”となった。
同点のピンチをしのぐ粘りの投球を披露した左腕を矢野監督はたたえた。五回には守備の乱れから失点。なお1死二、三塁の場面を迎えたが、冷静に雄平、村上を連続空振り三振に仕留めた。「調子はあまり良くなかったと思うんだけど、勝負どころで、あそこで我慢、攻めた投球ができた」と振り返った。
3連勝した前カードのDeNA戦は先発の青柳、秋山、望月に勝利がついた。この日、高橋遥に勝利がつき、これで3年ぶりに4戦連続して先発が勝利投手になった。
「俺らは勝ち進んでいくしかないし。その内容もチームとして、いい流れというか、いい勝ち方ができているんで。これで4試合連続で先発に勝ちがついたのかな。ある意味、中継ぎ陣をいろんなパターンで使いながら勝てているんでね。いい流れだなと思います」。3位の広島とは3ゲーム差。指揮官は好感触をつかんでいる。