6連敗中の阪神 開始4分で先制点を献上 先発西が源田に適時打浴びる

1回、先制を許し悔しがる阪神・西(撮影・神子素慎一)
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 「交流戦、阪神-西武」(21日、甲子園球場)

 引き分けを挟んで6連敗中の阪神が初回、試合開始4分で西武に先制点を奪われた。

 先発は西。5月10日の中日戦を最後に、1カ月以上、白星から遠ざかっている右腕はこの回、先頭の秋山に左中間を破られた。さらに続く源田に、2ストライクと追い込みながら、3球目、外寄り高めに浮いた直球を狙われ、二塁頭上を越える中前適時打で1点を失った。

 さらに外崎に右前打を浴びて一、二塁。それでも山川を空振り三振に斬ると、森も空振り三振に。この際、エンドランを仕掛けられたが、二走・源田の三盗を梅野の強肩で阻止した。

 西はオリックス時代から、対西武戦に22試合の登板。3勝9敗、防御率5・14と苦手にしている。

 負ければ、今季ワーストを更新する7連敗。2017年6月以来で、2リーグ分立後、優勝年の最多連敗は1962年の6、1964年の6、1985年の6(2度)、2003年の5、2005年の5。過去、7連敗して優勝したシーズンはない。14年ぶりのリーグ優勝に向けた1つの“ボーダーライン”になる一戦。

 なんとか1点で踏ん張ったが、初回から苦戦を強いられている。

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