青柳4回4失点で降板 前回プロ初完封も…無念
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「ヤクルト-阪神」(6日、神宮球場)
2試合連続の快投とはいかなかった。阪神の先発・青柳晃洋投手が4回4失点で無念の降板となった。
前回登板の4月29日の中日戦(ナゴヤドーム)でプロ初完封を挙げた青柳。「前回は経験と自信にはなりましたけど、この次がより大事になる」と気合を入れてマウンドへ上がった。
だが初回にいきなり自らのエラーでピンチを招き、先制点を与えた。先頭の太田が試みたセーフティーバントがピッチャーの目の前へのゴロに。これを青柳が一塁へ悪送球。ボールがファウルグランドを転々としている間に太田は三塁へ向かい、いきなり無死三塁に。続く山崎には左前適時打を浴びて、まず1失点。さらに1死二、三塁で雄平に左翼へ犠飛を運ばれ2点目を奪われた。
その後は立ち直ったかに思えたが、四回には村上に9号2ランを浴びてしまう。結局、五回の打席で代打に鳥谷を送られ、4回73球、4失点(自責点は2点)で降板。3勝目はならなかった。
2位・ヤクルトに1ゲーム差と迫って迎えた直接対決。今季2度目の4連勝を狙う阪神だが、苦しい展開に持ち込まれた。