マルテがサード!背番「31」甲子園で初ノック 清水ヘッド「十分あり得る」

 聖地のホットコーナーに背番号「31」が登場した。阪神のジェフリー・マルテ内野手(27)=前エンゼルス=が6日、甲子園での全体練習に参加。本拠地で初めて三塁のポジションに就いてノックを受けた。

 助っ人が手にしたのはファーストミットではなかった。キャッチボール後に向かった守備位置は、同じ番号を背負っていた掛布SEAの定位置だったサード。軽快なグラブさばきで難しいバウンドにも反応するなど、8度の捕球機会をミスなく無難にこなした。

 シーズンでは一塁での起用が有力視されるマルテ。だが、侍ジャパンに選出された大山が8日・楽天戦から3試合不在の期間は、三塁での起用が示唆されている。「チームのためになればと思ってやっている。まだ、どのポジションを任せられるか分からないので、そのために準備しています」と有事に備えている。

 周囲も高く評価する守備力。清水ヘッドは「三塁も十分あり得る」と太鼓判を押した。藤本内野守備走塁コーチも「足を使えていた。複数を守れることで相乗効果にもなると思う。(大山にも)のんびりしてられませんというメッセージになる」と期待大だ。

 開幕まで残り1カ月。助っ人が三塁手争いにも新たな風を吹かせる。

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