矢野監督ご満悦 超積極第1クール みんなに意志をすげえ感じる

 第1クールを振り返って話をする矢野監督
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 「阪神春季キャンプ」(3日、宜野座)

 矢野燿大監督(50)が、自主性を重んじるキャンプ第1クールを振り返り、「みんなに(意志を)すげえ感じる」と“満点評価”を与えた。

 今年は宿舎発のバスが3便となり、早出練習は選手の裁量に任された。2日に糸原がメイン球場を“貸し切り”で早出特守に臨めば、この日は梅野、北條、大山も同様に早朝から打球を追った。

 若手投手も印象に残った。「(藤浪)晋太郎も良かった。今日の浜地もすごくいい球を投げていた。小野も今日の3日目が一番良かった。全体的にいい」。外からは見えない場所でも課題を持って練習に励んだ成果を、投球から感じ取った。

 ベテランも精力的に動き、藤川は1日に7時50分発のバスで球場入り。遊撃奪回を目指す鳥谷は特権を返上し、初日から通常メニューをこなした。個別メニューの福留、糸井も精力的に動き続けた。

 「(ベテランは)メリハリがうまいから、そういうふうに(目立って)感じられると思うけど、若手もね。個々の中でトライしてる姿勢とか、俺の中では物足りないというのは、全然なくて。みんなそういう思いを持ってやってるなと」

 名前を挙げればキリがない。新指揮官には1軍の43人全員が頼もしく映った。第2クールは7日の紅白戦を皮切りに実戦が始まる。競争の激化が待ち遠しい。

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