ドラ4・斎藤、5日に24歳誕生日!年男の誓いだ155キロ1軍60試合登板

 阪神のドラフト4位・斎藤友貴哉投手(23)=ホンダ=が3日、山形市内にある母校の山形中央高で自主トレを公開。キャッチボールやランニングなどで約3時間、汗を流した。5日に24歳の誕生日を迎える年男右腕は、自身の干支(えと)にちなんで「猪突(ちょとつ)猛進」の姿勢でプロの世界に飛び込む意気込み。自身の目標として直球の最速を2キロ増の155キロに上げることと1軍登板50~60試合を掲げた。

 冷たい風が頬をなでても、屈託のない笑顔で胸を張った。年が明け、いよいよ幕を開けるプロ野球人生。高まる興奮と期待を抑え切れないのか、斎藤は終始明るい表情で新年の決意を口にした。「(プロは)アマチュアとは全然違う世界だと思うので、厳しい世界でも耐え抜くという技術的な成長も精神的な成長も。数字的な成長も、この1年で上げられるように」

 憧れ続けたプロの舞台に身を投じる2019年。新年を迎えると、「成長」という言葉を自らの胸に刻んだ。そして具体的な数字目標として語気を強めたのは、直球の最速アップと1軍登板試合数だ。「今、153キロがMAXなので、155キロぐらいまで(上げたい)。簡単なことじゃないですけど。(登板数は)50~60試合登板」。自身の武器をさらに研ぎ、1軍マウンドでのフル回転を誓った。

 あす5日に誕生日を迎え、24歳となる年男右腕。自身の干支が、いのしし年であることにあやかり、「猪突猛進じゃないですけど、当たってどんどん、ぶち破っていけたら」と勇猛果敢に突き進む強気な姿勢を示す。憧れである巨人・阿部との対戦が実現すれば「自分の持ち味である球で、どんどん攻めて行って攻めないと勝負にならないので」と意気盛んな口ぶりで真っ向勝負を誓った。

 年越しは家族旅行で訪れた群馬県の草津温泉で過ごした。初詣では、おみくじは引かなかったというが、両手を合わせながら「1年間ケガをせず健康であること、活躍するということ」を願った。

 7日に入寮。9日からの新人合同トレも迫ってきた。「ケガも全くないので、新人合同自主トレに向けて、ちゃんとした状態で行けていると思う」と斎藤。タテジマ1年目の頼もしい年男が、猛烈なアピールを重ねていく。

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