望月、見せる!球児流“火の玉”17日LG戦で先発!

 投内連係でノックを受ける望月
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 「阪神秋季キャンプ」(16日、安芸)

 阪神・望月惇志投手(21)が矢野阪神最初の対外試合である17日の韓国・LG戦の先発に抜てきされた。2イニングを予定し、“球児流”の剛速球で相手打者を封じ、新たな可能性を示す。16日は体幹トレーニングやブルペン投球で汗を流した。

 矢野阪神の初陣、その先発を任された。才木ら候補がいる中で、今季は中継ぎだった望月が抜てきされた。期待はもちろん、他の若手に刺激を与える意味合いもある。右腕はこのチャンスを「プラスに捉えて投げていきたい」と力を込めた。

 この日のブルペンでは下半身主導の投球フォームを模索。その結果、金村投手コーチは「ブルペンキャッチャーが座っているところの、ずっと奥まで伸びていくような」と球質の変化を感じたという。本人も「しっかり体が使えていた。試合の中でもうまく体を使えるよう意識したい」と好感触を口にした。

 捕手のミットを突き破るような直球と言えば藤川の“火の玉”が連想される。望月は今シーズン中に藤川から、「キャッチャーの奥の方に突き抜けるようなイメージで」と助言をもらっていた。球速だけではない、その“向こう側”へ。17日の試合は感覚を確かなものにする絶好の機会となる。

 今キャンプでは左打者の外角スライダーをテーマの一つに掲げ、変化球の精度向上にも取り組んできた望月。「キャンプでやってきたことを出せればいいかなと思います」。最速158キロの豪腕が、今年最後の実戦で新境地を開拓する。

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