ドラ6・湯浅、虎党一家でG倒や 次こそは憧れの甲子園で大暴れ

 阪神からドラフト6位指名された湯浅京己投手(19)=BC・富山=が11日、富山県高岡市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金2000万、年俸500万円で仮契約を結んだ(金額は推定)。虎党となった家族にも支えられ、G倒を目指す。

 湯浅の阪神入りは、家族に大きな影響を及ぼした。巨人ファンだった祖父母はすぐに“巨人愛”を封印。「(阪神から指名後)家にあった巨人のグッズは全てしまっていました」(湯浅)という。これまでどの球団のファンでもなかった父・栄一さんは、精肉店での仕事中に「六甲おろし」を口ずさむほどのファンになった。

 「(いずれは巨人戦で)いい姿を見せられるようにできればいい」としながらも「1日でも早くタイガースの一員になれるようにこの時期から覚悟を持って過ごしたい」とまずは戦力となるために万全の準備を整える。

 腰の成長痛に悩まされ、不完全燃焼で終えた高校時代。次こそ憧れの甲子園で大暴れする。

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