藤浪 ヤクルト青木斬りで侍先輩に“恩返し”「しっかりしないと抑えられない」

 13日のヤクルトとのオープン戦に先発する阪神の藤浪晋太郎投手(23)が12日、今季から復帰した青木宣親外野手(36)との対戦に意気込みを見せた。

 17年のWBCでは、ともに日の丸を背負って戦った間柄。自身の投球に対してもアドバイスを送ってくれる先輩打者との対戦に、藤浪は「お世話になった方なので。試合に入ったら別ですけど、しっかりしないと抑えられない。頑張って投げたいと思います」と口元を引き締めた。

 いい状態で青木との対戦に臨める。前回登板の6日・DeNA戦は4回を2安打3失点。7三振を奪い、三回までパーフェクト投球を披露した。「前回からいい感じで来ているので、良かったところを継続できれば」。また死球から被弾した点を踏まえ、「力まないこと。色気を出して力んで、良くなくなってしまったので」と走者を背負った場面での投球を鍵に挙げた。

 昨季のヤクルト戦は3試合に登板して1勝2敗、防御率4・11。5回か6回を投げる予定の13日は、昨季苦しめられた相手を全力で抑えにいく。藤浪自身、現状では開幕ローテ入りが決定したと思っていないだけに「まだ僕はその立場にないので。結果と内容…ボールですね」と冷静に語り、「首脳陣の方に“使いたい”と思ってもらえるような、魅力ある球を投げたい」とアピールする覚悟だ。

 金本阪神3年目。その浮沈を握る男が青木斬りで、開幕ローテ入りをグッと引き寄せる。

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