能見、CSへ頼もし完投星 省エネ93球!投げればチーム8連勝

 「DeNA2-11阪神」(28日、横浜スタジアム)

 最後までペースは乱れなかった。淡々と、淡々とアウトを刻んだ93球。CS進出に王手をかけた一戦で4安打2失点。阪神・能見が今季初&7年連続の完投勝利を飾った。今季限りの引退を決めた同志、安藤と狩野にも捧ぐ惜別の6勝目。ベテランが熟練の投球で魅せた。

 「最初から飛ばすつもりでいきました」

 初回から全力で押した。桑原をスライダーで一ゴロに抑えると、続く柴田はフォークで二ゴロに。筒香も同球で二ゴロに斬った。二回も宝刀フォークを多投。ロペス、宮崎、梶谷を力で打ち取って波に乗った。五回、先頭の宮崎に二塁打を許すまで、無安打投球だ。

 前夜27日は先発の秋山が序盤に4失点。打線の粘りで延長ドローとなったが、立ち上がりを強く意識して臨んだ一戦だ。四回に自身の安打から5点を取って以降は、大量援護にも守られながら省エネ投球。金本監督も「投打のヒーロー」と絶賛した。93球完投は19度目で自己最少。8月6日のヤクルト戦から先発試合でチームは8連勝だ。

 プロ13年目の38歳。1軍投手では最年長になった。1学年上の安藤、3学年下の狩野が今季限りで引退。09年には安藤が開幕投手を務め、能見は初めて規定投球回に到達した。コンビを組んだのは狩野だ。「何も分からない中、2人で一緒に成長した」。引退の連絡には「俺を放っていくなよ」とさみしがった。

 「目の前の1試合を勝ちに行くだけなので。僕は登板あるかどうか分からないですけど、勝利を祈ってます」

 沖縄では自主トレも共にした。狩野と2人、抑えるために必死だった。いまでも全力投球を支える絆。仲間の思いは背負って戦う。「地元で、甲子園でやりたいので。そこに向かって頑張っていく」。本拠地CS、そして逆転日本一へ。1勝の価値が増す終盤戦。能見の思いが流れを呼んだ。

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