金本監督「勝ち切りたかった」 菅野から初回2点も二回以降ゼロ行進
「阪神2-2巨人」(14日、甲子園球場)
勝ち切れる展開で逃げ切れず、サヨナラの好機で決定打も出ない。菅野から初回に2点を奪ったまでは良かったが、二回以降はゼロ行進。阪神・金本監督も苦笑いを浮かべた。
「うーん…ですね。なかなか、向こうもピッチャーいいし。(負ければ広島優勝だったが)まあ、そこはもう、よしとして。勝ち切りたかったですけど」
同点に追い付かれた直後の九回から延長十二回まで、すべて先頭打者を出し、得点圏にも走者を進めた。そこであと一本が出ない。さらに四回には、1死二、三塁から大和と坂本が倒れて無得点に終わっていた。
「ああいうところを有効なアウトで1点を取るというね。ボテボテを打つとか。(三走は)当たりゴーでいってるわけですから」
負ければ広島の優勝が決まる中でのドローで、巨人3連戦は1敗2分けに。好投手が相手の時は、いかに少ないチャンスで得点できるか。CSでも対戦の可能性があるだけに、教訓として次に生かしたい。