「阪神－ＤｅＮＡ」（８日、甲子園球場）

　先発した能見は６回を投げて４安打３失点。同点での降板で勝敗は付かなかった。

　初回、先頭の桑原に左前打を浴びると、柴田の犠打を挟んで１死二塁。続く筒香に直球を右前に運ばれ、瞬く間に先制点を失った。

　さに二回には四球で走者を出すと、２死二塁から倉本に中前適時打を浴びる。１ボールから２球目。真ん中低めの直球を狙われた。

　直後の攻撃で３点を奪って逆転に成功。１点をリードしたが、続く三回。１死から筒香に同点ソロを浴びた。２－２から６球目、直球が真ん中に甘く入った。それでも四回以降は、３イニングを無安打無失点投球。鳥谷が２０００安打に到達した一戦で、ベテランが粘りの投球を見せた。