ドラ2小野が6回2安打無失点 プロ初勝利の権利持ち降板
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「阪神-ヤクルト」(29日、甲子園球場)
プロ13試合目の先発登板で初勝利を目指す阪神のドラフト2位ルーキー・小野が、6回2安打無失点でマウンドを降りた。
自らの不安定な投球で招いた二回2死満塁のピンチは、石川を見逃し三振に斬って脱出。5四球と課題は残したものの、150キロ超の真っすぐは威力十分で、ヤクルト打線を封じ込んだ。
「6回を無失点という結果でしたが、ボール先行の投球の中で野手の皆さんが守ってくれたおかげで、ピンチの場面でも粘りの投球をすることができました」
三回には、石川からプロ初安打となる左前打も放った。勝利投手の権利を持ったまま、リーグ屈指の中継ぎ陣にバトンを渡した。