阪神・糸井、移籍初安打 三回にリード広げる左中間2点適時二塁打

3回阪神、糸井嘉男は2点適時打を放つ=マツダスタジアム(撮影・吉澤敬太)
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 「広島-阪神」(31日、マツダスタジアム)

 阪神の「3番・中堅」で先発出場した糸井が1点リードの三回、移籍初安打となる2点適時二塁打を放った。

 無死一、二塁で迎えた第2打席。1ストライクから2球目を狙った。高めに浮いたカットボールをフルスイングすると、鋭い打球は左中間を真っ二つ。1バウンド左中間フェンスに打球が当たると、一走・上本も俊足を飛ばして一気に生還。リードを広げる貴重な1本になった。

 「打ったのはカットボール。ここで追加点を取るんだという強い気持ちで打席に入りました。うまく捉えることができました」

 初回も無死一、二塁で打席に立つと、フルカウントから四球を選び、先制点につなげた。この時点で4得点。ジョンソンから4点を奪ったのは、11度目の対戦で初めて。これまでは昨年8月9日の3得点が最多だった。

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