ドラ8藤谷に「藤浪サイズ」の“BIG待遇”
阪神のドラフト8位・藤谷洸介投手(20)=パナソニック=が藤浪以来の“BIG待遇”を受けることが23日、分かった。1月上旬から寮生活が始まるが、備え付けのベッドが身長194センチの藤谷にとっては小さいことが判明。そのためベッドの枠組みを分解し、20センチ伸ばしたという。藤浪も入団時に同様のベッドが用意されたが、藤谷もストレスフリー睡眠で飛躍を目指す。
将来性を買われて指名されたドラフト8位・藤谷。阪神の日本選手では197センチの藤浪に次ぐ2番目の194センチという長身だ。快適な寮生活を送るため、特別な大型ベッドが用意された。
もともと虎風荘の各部屋には、プロ野球選手の大柄な体格にも対応できるように、通常サイズよりも大きい特注ベッドが備え付けられている。藤谷は今月、荷物を運び込むために鳴尾浜を訪れた際にベッドを確認。「大丈夫」としていたが、藤浪も担当していた畑山スカウトの配慮により、枠組みを分解してさらに20センチ大きくした。2013年に藤浪が入寮した際にも、ベッドは約20センチ大きいものが用意された。
1年間、ほとんど休むことなく体を酷使するプロの世界。これまで経験したことのない疲労が襲う。それだけに睡眠は重要だ。ベッドから足がはみ出たり、体を曲げて寝るようでは負担になる。サイズ変更によって体をすっぽりと収め、ストレスフリーに近い状態が作り上げられた。
11月上旬に行われた社会人日本選手権を終えてから、1日7食トレやウエートトレに重点的に取り組んでいる。さらに体を大きくして1月上旬の新人合同自主トレに臨むつもりだ。練習で疲れ切った体を、大型ベッドでしっかりと休める。
憧れの藤浪と同じ“VIP待遇”ならぬ“BIG待遇”。目指すは藤浪との先発ローテ二枚看板。190センチ超の“藤藤コンビ”で聖地を席巻する。
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