和田監督 1軍若虎よ競え、生き残れ

 阪神・和田豊監督(52)は23日、鳴尾浜での合同コーチ会議に出席後、若手に対し、生き残りを懸けた厳しい春季キャンプになることを予告した。

 例年以上に若虎を多めに1軍に抜てきした。「昨年とほぼ変わらない陣容で勝負する。若い力が例年より一層、必要になる」。このオフは補強に失敗したが、逆に現有戦力でチームの底上げを図るチャンスだと捉えた。

 春季キャンプで指揮官が思い描くプランがある。最初の実戦となる2月11日・日本ハム戦(名護)から先発5、6番手を競わせるというものだ。「(11日からの)第3クール以降は若手に関しては戦うキャンプ」と、岩貞、秋山、新人の石崎らを実戦でチェックする方針。さらに内野手の層を厚くするためにも、若手野手の能力を見極めたい意向だ。

 第3クールでは実戦3試合が行われる。15日の紅白戦には主力選手も出場する予定で、そこが1、2軍の入れ替えのメドになるもよう。若手はそこまでにアピールしないと2軍降格の可能性がある。

 「レベルアップさせ、競争原理をあおりながらしっかり1カ月やっていきたい」。10年ぶりのV奪回が至上命令。チームの命運を握るサバイバルは、沖縄で火ぶたを切る。

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