阪神ヒッティングマーチに6選手追加!

 阪神の応援時に使用されるヒッティングマーチに、新たに6選手分が追加されることが15日、分かった。すでに西岡、福留、コンラッドの新加入3選手、昨季の活躍から新井良、大和、さらに昨季62試合出場ながら上本も抜てき。異例の6選手分が一斉に加えられることになった。新応援歌は23日・オープン戦初戦となる日本ハム戦(名護)でお披露目される。

 西岡が突破口を切り開き、福留、コンラッドがアーチをかける。大和が上本が疾走し、新井良が全力プレーでグラウンドを駆けめぐる。胸が躍る猛虎戦士の勇姿をスタンドから後押しする。そのヒッティングマーチが6選手分新たに作られた。

 1シーズンに6選手分作成されるのは08年に新井、平野らが加入して以来。今季はチームの軸となる西岡、福留が加わった。ともにロッテ、中日時代とは異なる「猛虎版」応援歌が用意された。

 先頭打者の西岡には「切り拓け」、中軸を担う福留には「勝負を決めろ」のフレーズを使用。低迷する阪神に新風を吹き込んでくれるという期待が込められている。

 昨季47試合で4番を務めた新井良。大和も中堅の定位置をほぼ手中に収め、2番打者としても目覚ましい成長を遂げた。ともにレギュラーを不動にするため、キャンプで必死にアピールする立場。それでも今季も1軍定着は間違いないと見込まれての応援歌となった。

 ヒッティングマーチ管理委員会の関係者によると、応援歌を作成するためのハードルは年々高くなっているという。1軍選手でも先発出場を果たすなど活躍しなければ対象にはならない。

 異例の抜てきとなったのが上本だ。昨季は62試合出場ながら、後半には1番・二塁として定着。その活躍が認められ西岡の阪神入団が決まる前から応援歌を作ることが決定されていたという。いずれは虎の中心選手に‐そんな願いも込めらている。

 応援歌は打者にとってステータスともいえる。世界一と称される阪神ファンから奏でられる自分だけの音。これ以上ない声援が新生和田虎の活力となる。

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