C大阪・尹改革!茶髪禁止も「髪を染めてもいいクラブなのか」

 早くも尹晶煥流!?3季ぶりにJ1に昇格したC大阪は始動2日目の13日、大阪市の舞洲練習場で早朝と午前、午後の3部練習を開始した。クラブOBで今季から指揮を執る尹晶煥新監督(43)は練習後、自身の在籍当時を振り返りながら「セレッソは髪を染めてもいいクラブなのか」と話した。クラブや選手側と話し合いを行う考えも示し、今後は“茶髪禁止令”が通達される可能性も出てきた。

 厳格で知られる指揮官の色が少しずつ鮮明になってきた。尹晶煥監督は「セレッソは髪を染めてもいいクラブなのか」と選手の髪の色について言及した。

 自身も選手としてC大阪に加入した00年には髪を染め、ピアスをして合流したという。だが、副島監督が率いていた当時のチームは茶髪などが禁止されており、翌日に黒く染め直しピアスも外した。

 「髪を染めてもプレーがうまくいけば問題ない。そうでなければ外部からいろいろ言われることもある」。自身の経験も踏まえ“茶髪禁止令”の可能性も否定しなかった。

 決して頭ごなしというわけではなく、聞く耳は持つ。「今の選手は個性が強いので染めてもいいと思うが、一度クラブの考え方や選手の意見も聞かないといけない」。既にMF山口と髪について話し合ったといい、「『髪を(明るく)染めると力が出る』と話していた」と明かした。ただ当の山口は「黒くしろと言われればする。髪の色は関係ない」と指揮官の決定を受け入れる考えだ。

 この日から午前6時50分の早朝練習を含めた3部練習が始まった。尹晶煥監督が開始20分前に現れた時には既に山口らがボールを蹴る姿があり、「最近の選手らしくない意欲的な姿が見られた」と思わず目を細めた。厳しくも温かみある“尹晶煥カラー”に染まった時、桜の軍団は生まれ変わるかもしれない。

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