阪神・佐藤輝 驚異の149打点ペース 12球団最速20打点到達!3二塁打で藤田平の球団月間記録あと3

 「DeNA16-9阪神」(21日、横浜スタジアム)

 4時間21分に及んだ乱戦を終え、阪神・佐藤輝明内野手(27)は足早にチームバスへと向かう通路を進んだ。今季のチームはこの試合まで、先制すれば9連勝中だったが、初めての敗戦。それでも、横浜に刻んだ3本の二塁打は色あせない。

 まずは2点リードの三回2死一塁だ。初対戦の深沢に対し、カウント3-1から外角低めに投じられた落ち球をすくい上げた。「しっかりはじき返せた」という鋭い打球は瞬く間に右中間を破り、一走・中野が激走で一気に生還。今季21試合目ながら12球団最速で20打点目を記録し、「追加点を取りたいと思っていましたし、しっかり長打を打って、ランナーをかえすことができて良かったです」と納得顔だ。

 最後まで意地を見せたのもこの男だった。今季最大3点差をひっくり返された七回1死では、203センチの長身助っ人右腕・レイノルズの外角154キロを捉えた。中堅左への打球は三森のグラブをはじき、その間に二塁へ到達。続く大山の右前打で三塁へ進むと、木浪の二ゴロの間に一時同点のホームを踏んだ。

 これだけでは終わらない。再び勝ち越しを許した6-10の八回だ。森下の適時打で1点を返し、なおも1死満塁でカウント1-1から伊勢のフォークを捉えた。1点差に詰め寄る右翼線への2点適時二塁打をマーク。打率は・403へと上昇し、打点「22」でシーズン149打点ペースと、リーグ2冠の数字をさらに伸ばし「(3安打とも)良い打球だったと思います」とうなずいた。

 快記録も見えてきた。この日で4月に放った二塁打は9本目。1974年6月に藤田平(本紙評論家)が記録した球団記録の月間12二塁打まで3本と迫った。シーズンの球団最多は2010年に新井貴浩が放った42二塁打。今月は7試合残っており、球団史に名を刻む一撃に期待がかかる。「しっかり準備ができている。あとは運が良いなと」。4番のバットは止まらない。

 ◆16失点は今季両リーグ最多 阪神の16失点は26年の12球団ワースト。球団で16失点以上は、19年7月28日巨人戦(東京ド)16失点以来、7年ぶり。なお阪神の1試合最多失点は、50年10月6日中日戦(大阪)での22失点。

野球スコア速報

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス