「J1、甲府0-1FC東京」(12日、中銀スタ)
日本代表の東アジアカップのため中断していたJ1第2ステージが再開。FC東京はアウェーで甲府と対戦し、後半17分、高橋秀人(27)が決勝ゴールを決め、1-0で競り勝った。
高橋のゆりかご弾が、チームの危機的状況を救った。チームの主力である権田、太田、梶山、石川が出場を回避した一戦。今季最大の苦境を乗り切り、1-0で第2ステージ初となる連勝を飾った。
0-0で迎えた後半17分、起死回生の一撃が生まれる。羽生がゴール前でシュートを放つと、そのこぼれ球が背番号「4」の目の前で弾んだ。ためらうことなく、右足をふり抜くと、ボールがゴールネットに突き刺さった。
高橋はこの日、「どうしても自分で決めたいと思っていた」という。ドイツ遠征のEフランクフルト戦の試合前の今月2日、第1子となる男の子が誕生したのだ。
「(前田)遼一さんにフランクフルト戦でゴールを決めたら、ゆりかごをお願いしていた。だけど、夢中で忘れてしまったみたいだった。その後、(石川)ナオさんから自分で決めてやればいいと言われていたので、狙っていた」と胸を張った。
高橋は歓喜のサポーターの前に立つと、両手を揺らしてゆりかごパフォーマンス。チームメートからも、手荒い祝福を受けていた。