G大阪・米倉、東アジア杯へアピール弾

 「J1、新潟2-2G大阪」(29日、デンカ) 

 G大阪は東アジア杯(8月、中国・武漢)日本代表DF米倉恒貴(27)が得点し、新潟と2-2で引き分けた。

 待望の今季リーグ初ゴールに、力強く拳を握った。日本代表に初招集されたG大阪の米倉がCKから同点弾を決め、東アジア杯へアピールした。

 1点を追う後半2分、MF遠藤からのボールに対してニアに飛び込み、頭で押し込んだ。「練習でもやっていた形。うまくいった」。セットプレーでの攻撃参加は今季から。ゴール前で体を張り続けてきた成果がやっと出た。

 07年に地元・千葉でプロデビューし、G大阪は2年目。右サイドバック(SB)での招集だが、MFから転向して2年半ほどだ。「常に攻撃的なSB」を理想に、献身的にピッチを駆けている。

 「行くからには最高のパフォーマンスを出して、ポジション争いの中で自分を出せたら」。弾みをつけて、代表へと乗り込む。

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