岡山3発快勝!伊藤、矢島、押谷弾

 「J2、岡山3-0熊本」(19日、Cスタ)

 岡山が3-0で熊本に快勝した。前半30分に大分から今季新加入のFW伊藤大介(28)が移籍後初ゴールを決めて先制すると、後半にはFW矢島慎也(21)、FW押谷祐樹(25)が追加点を奪った。これで岡山は4勝3分け1敗とし、勝ち点を15に伸ばした。

 岡山の攻撃陣が躍動した。過去2シーズンの対戦で1敗3分けと勝利がなかった“苦手”熊本に3発快勝。小雨の中を駆けつけた7000人超のサポーターを喜ばせた。

 今季大分から新加入のFW伊藤が火付け役となった。前半30分、右サイドを突破した元日本代表MF加地からのクロスを、中央で待ち構えてヘディングシュート。ボールは相手の足に当たったあと、ネットを揺らした。

 移籍後初ゴールとなる貴重な先制弾。前日18日の誕生日を自ら祝う“バースデー弾”でもあり「いろいろ重なってよかった。何よりチームが勝てたのがうれしい」と28歳は声を弾ませた。

 後半22分には、同じく今季新加入のFW矢島が続く。FW染矢のシュートが相手DFに当たってこぼれた球を左足で押し込んだ。前々節の徳島戦で挙げた初ゴールに続く今季2点目に「冷静に決められた」。さらに矢島はその3分後、相手DFの裏へ絶妙のパス。FW押谷の今季4点目をアシストした。

 開幕2戦目から前節まで、元J1クラブとの6連戦を2勝3分け1敗と勝ち越した。上々のムードで迎えたこの日の熊本戦。センターバックの元日本代表DF岩政が相手のクロスボールを次々にはね返し、MF千明やMF渡辺が鋭い出足でこぼれ球を拾ってチャンスメークした。

 「選手1人1人が彼ららしいプレーをした。個人の顔がはっきりと見えるサッカーだった」。長沢監督も満面の笑みで称える完勝だった。

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