G大阪・赤嶺、新天地での活躍を約束
今季、仙台からG大阪に加入したFW赤嶺真吾(31)は10日、東日本大震災から4年を前に新天地での活躍を約束した。
震災に見舞われたのはJリーグホーム開幕戦の前日だった。赤嶺は練習後、昼食を食べている際に被災。自宅も食器類が散乱するなどした。「仙台のために、東北のためにって、より思うようになった」。エースとして活躍し、その年は31試合で14点を挙げた。
「報道は少なくなったけど、まだ復興に向けては全然」。今季はACLと富士ゼロックス杯の計2試合に出場したが、得点はまだ0だ。この日は吹田市内で行われたチーム練習に参加。「結果残すことが一番頑張っているメッセージになる」とゴールを誓った。
同じG大阪で仙台市出身のDF今野泰幸(32)は現在左太ももの肉離れで別メニュー。4月の公式戦復帰を目指しており「早くプレーしている姿を見せたい」と、古里へ思いをはせた。