「楽天０－５日本ハム」（２５日、楽天モバイルパーク）

　日本ハムが２連勝で、このカード勝ち越し。貯金を新庄政権最多の８に伸ばした。

　楽天先発・古謝の前に三回までパーフェクトに抑えられたが、四回にワンチャンスを生かした。先頭の水谷がチーム初安打で出塁すると、郡司の右前打で一、三塁とし、松本剛の中前適時打で先制。さらにマルティネスの内野安打で満塁とし、万波の中前適時打で２点目を挙げた。

　松本剛は「打ったのはシュートだと思います。一、三塁のチャンスだったので、何とかランナーをかえしたかった。良い当たりではなかったですが、結果的に先制できて良かったです」とコメント。万波は「みんなの流れに乗って打つことができました」とコメントした。

　九回には、２死満塁から五十幡、水野の連続適時打でダメ押しの３点を加えた。

　先発の加藤貴は９回を散発４安打、今季２度目の完封で３勝目を挙げた。２２年４月１９日には当時の楽天生命パークで、わずか９０球で完封勝利を挙げる“マダックス”を達成。１０１球で惜しくも２度目は逃したが、当時を彷彿とさせる投球を披露した。