浦和も無残…連敗で1次リーグ敗退危機
「ACL1次リーグ、浦和0-1ブリスベン」(4日、埼玉)
G組の浦和はホームでブリスベン(オーストラリア)に0-1で敗れ、H組の鹿島もソウルでFCソウル(韓国)に0-1で敗れた。浦和、鹿島とも初戦で敗れており、開幕2連敗。F組で開幕2連敗のG大阪と同様に、1次リーグ突破へ厳しい状況に追い込まれた。
今季ホーム初戦でも、浦和は昨季終盤から続く悪い流れを止められなかった。Jリーグ開幕前から、2月28日の富士ゼロックス・スーパーカップ(対G大阪)を含め公式戦3連敗スタート。ペトロビッチ監督は「負けの中にも光は見えている」と懸命に前を向いたが、内容も乏しい敗戦にブーイングが鳴り響いた。
開始3分、鋭いシュートを決められて出はなをくじかれた。後半序盤には那須が自らのミスで相手に抜け出されそうになると、思わず後ろから倒して一発退場。これで数的不利になるとさらに攻め手がなくなった。
槙野は「今は我慢の時期。この試練を乗り越えればさらに強くなれる」と話した。ベテランの鈴木は「やっているサッカーは変えなくても、メンタル面で自分たちにプレッシャーをかける必要はある」と危機感を口にした。