名古屋のストイコビッチ監督が退任

 J1名古屋は3日、ドラガン・ストイコビッチ監督(48)が契約満了にともない今季限りで退任すると発表した。就任6季目の今季は10勝6分け11敗で13位と不振。今季終了まで同監督が指揮を執る予定。後任は未定だが、Jリーグ関係者によると、候補にはG大阪などを率いた西野朗氏(58)の名が挙がっているとみられる。

 ストイコビッチ監督は「悲しいが、現実を受け入れないといけない。忘れがたいのは2010年の優勝」と話した。福島義広副社長は「将来のことを考えて変化が必要と判断した」と説明した。

 同監督は現役時代にユーゴスラビア代表として、W杯に出場し、名古屋ではエースとしてプレー。08年に名古屋の監督に就任し、10年にJ1初優勝に導いた。

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