長谷川監督“初采配”でユースに快勝

 J2G大阪が26日、大阪府吹田市内の万博練習場でG大阪ユースと練習試合(30分×4本)を行った。今季から指揮を執る長谷川健太監督(47)の“初采配”となった一戦は、G大阪が計4‐0で勝利した。

 始動日から6日目という異例の早さでの初実戦。“健太ガンバ”の初陣を一目見ようと練習場には多くのサポーターが訪れた。

 長谷川監督が「動ける選手は全員使う」と話していた通り、最初の30分×2本には日本代表MF遠藤、同DF今野ら主力組が勢ぞろいした。2タッチの制限が設けられていたためチャンスをなかなかつくり出せず、1本目は0‐0に終わった。

 「結果にこだわってやれ」という指揮官のゲキに応えたのは、今季から副主将を務めるMF倉田だ。MF二川のパスを落ち着いてゴールに流し込んだ。この日はトップ下でプレーしたが「もっと点を取りたかった」と納得はしていない。

 昨季リーグワースト2位の65失点を喫した守備の立て直しについては「きょうは基本的な確認の第一歩」と長谷川監督。DF今野は「決まり事に対して、頭で考えなくても体が勝手に動くように」と徐々に連係を高めていくつもりだ。

 サブ組で戦った新人MF岡崎が2得点を挙げる明るい収穫も。今季からU‐18プレミアリーグに昇格する“弟分”相手に計4得点を奪う快勝。新生ガンバがきっちりと『結果』を出した。

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