新日本・棚橋がEVIL撃破で復活ののろし!久々に絶叫「愛してま~す!」
「プロレス・新日本」(23日、後楽園ホール)
29日の大分・別府ビーコンプラザ大会でEVILと一騎打ちする棚橋弘至がタッグの前哨戦で勝利し、長期低迷からの復活ののろしを上げた。
棚橋はジュース・ロビンソンと組み、EVIL、内藤哲也組と対戦。序盤はEVILの場外イス攻撃にもん絶し、ロビンソンも長時間捕まる苦戦が続いたが、タッチを受けると元気いっぱいのファイトを展開。ツイストアンドシャウト、ロビンソンが抱え上げたEVILにスリングブレイドを決めるなど、得意技を次々繰り出し、最後はロビンソンのパルプフリクションのアシストを受けて、EVILをハイフライフローで圧殺した。
久々に自らの白星でメーンを飾り、リング上でマイクを持った棚橋は上機嫌。「今からいいことを言います。どの試合、どのポジションでも、オレのプロレスに対する愛は変わりません。だから、もっと新日本プロレスの中心にいたい」とファンに誓い、ロビンソンとエアギターのパフォーマンスを共演も披露すると、最後はこれまた久々に決めゼリフ「愛してま~す!」を絶叫した。
インタビューでも棚橋は「エンジンがかかってきました」と充実の表情。「プロレスにすべての熱量を入れたいと思っていて、入れたいじゃダメだと思った。なにはさておいてもプロレスなんだと。どこへいってもオレはプロレスラーなんだと。その一番大事なところを思い出して、どのポジション、どこにいたって、プロレスを盛り上げていきたい気持ちは変わらないから。よし、やるぞ!」と気合を入れた。