岩佐亮佑が世界前哨戦
「ボクシング 8回戦」(3月2日、両国国技館)
山中慎介(帝拳)のV12戦のアンダーカードで登場するIBF世界スーパーバンタム級3位の岩佐亮佑(セレス)が28日、都内で世界前哨戦への意気込みを語った。対戦相手はフィリピンのグレン・メデュラ。ビデオでチェックしたという岩佐は「ファイター。集中して、気をつけないといけない」と警戒した。
現王者は昨年大みそかにジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)に判定勝ちした小国以載(角海老宝石)で「(小国が)まさか勝つとは…日本チャンピオンのベルトを借りていて…」と、ベルト返却を口実に連絡したという。
小国は左親指を負傷し、初防衛戦は早くても夏場になりそう。「小国さんから『ケガしてごめんな』と言ってもらいました。まだ時間はあるし、この試合が終わったらアメリカに合宿にも行きたい」と話した。
メデュラ戦は負けられない一戦で「8勝1敗、怖いっしょ。負けたら引退します」と、ひねりの利いた必勝宣言だ。



