向井寛史が沖縄合宿でスパーリング 3月に香港のスターボクサーと統一戦

スパーリングを行ったWBOアジアパシフィック・スーパーフライ級王者の向井寛史(左)
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 ボクシングのWBOアジアパシフィック・スーパーフライ級王者の向井寛史(31)=六島=が6日、合宿中の沖縄・本部町でスパーリングを行った。元東洋太平洋ランカーの屋富祖(やふそ)裕信氏を相手に3ラウンド拳を交え、最終ラウンドにはラッシュを仕掛けるなど軽快な動きを見せた。

 昨年11月に王座を獲得した向井は、3月11日にWBO世界同級1位のレックス・ツォー(香港)と香港コンベンション&エキシビションセンターで対戦。向井の持つWBOアジアパシフィック王座と、ツォーの保持するWBOインターナショナル王座、WBCアジア王座の計3本のベルトを懸けた決戦となる。

 ツォーは活動拠点の香港で絶大な人気を誇るスターボクサーで、米国の大手興行会社・トップランク社と契約している。ここまで20戦全勝(12KO)と無敗を続けており、今回の試合も8000人収容の会場で行われる。

 向井は「敵地で倒して勝つために、今までより攻撃的なスタイルを意識して戦った。残りの1カ月間、試合に向けてこのスタイルを取り組んでいきたい」と決意をみなぎらせた。

 また、3月11日に香港で東洋太平洋バンタム級1位のレイ・メグリノ(フィリピン)と対戦するストロング小林佑樹も精力的に5ラウンドのスパーリングを行った。

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