小野心、パクチー克服で“タイ策”万全だ
「ボクシング・WBA世界ミニマム級タイトルマッチ」(14日、ナコンラチャシマ)
2度目の世界挑戦に臨む小野心(ワタナベ)が7日、都内のジムで練習を公開した。14年5月に高山勝成(仲里)に判定負けして以来の世界戦、王者のノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)戦に気合十分。「勝つことしか考えていません。集中力を切らさず、よい練習ができている」と状態の良さをアピールした。
今年4月のタイ遠征ではノンタイトル戦で勝ち星を挙げた。だが、タイでの世界戦となると日本人選手は20敗1分け(日本ボクシングコミッション非公認のWBA暫定王者・江藤光喜=白井・具志堅=を除く)と分が悪い。
鬼門突破へ小野は「苦手の(タイ野菜)パクチーが食べられるようになりました。バイト先のカレーうどん屋さんにもメニューに勧めるくらいですよ」とタイ対策は万全だ。