棚橋、AJが前哨戦で激突
「新日本」(12日、後楽園ホール)
14日の両国国技館大会で、G1クライマックス優勝決定戦進出をかけて対戦する棚橋弘至とAJスタイルズが前哨戦で激突した。気合満々でエルボーを打ち合った棚橋だが、タックルで場外へ吹っ飛ばされてダウン。さらに、オーバーヘッドキックを食らい、スタイルズクラッシュを浴びる寸前になるなど劣勢だった。
試合後もAJと激しくにらみ合い「きょうのAJなら、(自身の)回転率を上げないと。すごく(動きが)早いし、今のオレのままじゃ(IWGPヘビー級王座を奪われた)2月の大阪の二の舞いになる」と、冷静に“不利”と分析した。それでも、07年以来のVチャンスを簡単に手放せない。「あのとき(2月)の悔しさは忘れていないから。Aブロック代表もかかってるし」と闘志をたぎらせた。





