KENTA、V5で旗揚げ13周年締めた

 「ノア」(4日、ディファ有明)

 GHC王者KENTA(32)が旗揚げ13周年を締めた。手負いでのモハメドヨネ戦。負傷中の左肩を4度鉄柱にぶつけられてもん絶したが耐え抜き、最後はgo2sleep。「苦しかったけど、ベルトが返ってきてうれしい。コンディションが悪いこともあるし、諸先輩もやってきた。とはいいつつホッとした」と安どの笑みを浮かべた。

 もちろん、王者に安息の時間はない。すぐさまGHCタッグ王者のシェイン・ヘイストから「次はオレだ」と挑戦表明され、「断る理由はない」と受けて立った。

 00年8月5日の方舟初陣。この日と同じディファ有明で試合も組まれなかった若手が13年後、エースに成長した。「ベルトを持っている意味をしっかり考えて、期待してもらえるよう先頭に立って頑張りたい」。試合後に起こったKENTAコール。ノアファンは明るい未来を確信していた。

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