岩田、ヤクルト打線1点に抑え8勝目

阪神・梅野隆太郎と笑顔でハイタッチする阪神・岩田稔=甲子園(撮影・棚橋慶太)
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 「阪神8-1ヤクルト」(20日、甲子園球場)

 阪神の先発・岩田が8回を4安打1失点の好投で8勝目(9敗)を挙げた。

 持ち味のゴロを打たせてアウトを取る投球がさえ渡った。相手の中軸に仕事をさせず、お立ち台で「力み過ぎないように、テンポ良く1人1人打ち取れた」と、満足そうに振り返った。

 危なげない投球ぶりに、和田監督も「相手のクリーンアップをしっかり抑えたし、梅野とのコンビで非常にテンポも良くてストライクを先行しながらいい投球ができた」とたたえた。

 岩田は初回1死から川端に初安打されたが、後続を断つと、二回から四回まで無安打に封じた。五回は四球と安打で2死一、二塁のピンチを背負ったが中村を三ゴロ。得点を与えなかった。八回に無死満塁から左犠飛で1点を失ったものの、この1点に抑えた。

 岩田の一問一答は次の通り。

 -ピッチングを振り返って。

 「力み過ぎないように、テンポ良く1人1人打ち取れたかなっていう感じです」

 -負けられない試合。どんな思いでマウンドに上がったか。

 「やることは変わりないので、自分のできることを一生懸命頑張りました」

 -それができた。

 「ここまで投げれたのもしっかりとゴロでアウトを取れたり、後ろで守ってる野手の方の皆さんに助けてもらったんでこういうピッチングができました」

 -これからどんなピッチング、どんなプレーを。

 「目の前の試合をしっかり勝っていって、優勝できるように頑張ります」

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