西岡、右肘故障は重傷…長期離脱も

 22日のDeNA戦(横浜)の試合中に右肘に違和感を訴え途中交代した阪神・西岡剛内野手(30)が重傷であることが23日、分かった。この日、横浜スタジアムで報道陣の取材に応じた和田監督は「ちょっと時間がかかりそう。手術した箇所?それを病院で診てもらう。箇所は違う」と、術後の再発を否定。杉本チーフトレーナーによると診断名は「右肘屈筋の筋挫傷」。「帰阪して自宅療養する。(22日の)三回の黒羽根のサードゴロを処理した時に違和感を覚えた」と話しており、長期離脱する可能性が高まった。

 前夜の守備機会は三回に黒羽根の三遊間寄りの打球を処理し一塁へ送球した一度のみ。四回の打席で三ゴロに倒れ、五回の守備から新井良と交代でベンチに下がって、都内の病院へ直行した。指揮官は「ピンポイントで、どこでどうとか聞いていない」と話していたが、試合後のコーチミーティングで西岡の登録抹消を決定。軽症ではなかった。

 昨年11月に手術した右肘は自主トレ、キャンプを通じて順調で、開幕前の3月に一時的な離脱があった以外は、トレーナー陣の間でも問題視されてこなかった。ここまで打率は・265で2本塁打。慣れない三塁守備でわずかなほころびはあったものの、打撃ではさまざまな打順にも順応し、欠かせない主軸として機能してきた。

 西岡に代わり、森越祐人内野手(26)が昇格した。

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