主将MF宮間「死にもの狂いでやってるつもり」

サポーターに頭を下げる大儀見優季(左)となぐさめる宮間あや=キンチョウスタジアム(撮影・持木克友)
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 「サッカー女子・リオデジャネイロ五輪アジア最終予選、日本1-2中国」(4日、キンチョウスタジアム)

 女子日本代表の「なでしこジャパン」は中国に1-2と敗戦。3試合を終えて勝ち星なしの1分け2敗で勝ち点1。五輪出場権獲得は絶望的となった。

 日本は0-2で迎えた後半19分にFW横山がミドルシュートでゴールを決めて1点を返したが、追いつけなかった。

 試合後のインタビューで主将MF宮間あや(岡山湯郷)は「本当に応援してくださった方に申し訳ない。3試合を通じて、うまくいってないという感覚はないが、結果が出せなかったことだけが…。(今後は)次に向けて頑張りたい。死にもの狂いでやってるつもりだが(周囲が)足りないということなので…チームがバラバラにならないように…すべてここにかけてやってきているので」と、言葉の間に悔しさをにじませながら語った。

 またゴールを挙げたFW横山久美(長野)は、「いつつぶれてもいいように前半から飛ばしていったが、なかなかリズムがつかめなかった。最初から勢いを持ってやりたかったが、自分たちのペースでできなかった。点が入っても負けたら意味がない。(あと2試合は)少しでも可能性を信じて、なでしこらしく頑張りたい」と語った。

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