王者・細野 3度目の福原戦に闘志

 「ボクシング・日本フェザー級タイトルマッチ」(28日、後楽園ホール)

 2年連続同一カードで3度目の対戦となったチャンピオン・カーニバルのフェザー級は27日、前日計量が都内の日本ボクシングコミッションで行われ、6度目の防衛戦に臨む細野悟(32)=大橋、同級1位の福原力也(37)=ワタナベ=ともにリミットの57・1キロでクリアした。

 昨年3月5日の対戦は、有効打に勝った王者の細野が最大7ポイント差の3-0で判定勝ち。初対戦は12年10月、細野が7回TKO勝ちを収めており、このカード2連勝中。

 主要4団体でランク入りする細野は「前回の対戦ではいいものが出せなかったので、すっきり勝ちたい。プレッシャーを強めて倒しに行く。実力の差をアピールしたい」とKO防衛宣言。ここ4試合判定勝ちが続いており、世界挑戦切符を手にするためにも「バズーカ」復活を見せたいところ。

 37歳の福原は、元日本スーパーバンタム級王者で、細野に一矢報い、10年ぶりの戴冠を目指す。「今までの2戦と同じではだめだと思う。プレスをどうするか。スピードでは下田(昭文=帝拳)選手をもってしてもダメだった。リスペクトする細野選手を打破できれば、ボクシングだけでなく人生も変わると思う」と、キャリアのすべてをぶつける。

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