初総合RENA 飛びつき腕十字で勝利

ヴァレンティーノ(下)を攻めるRENA=さいたまスーパーアリーナ
2枚

 「格闘技・RIZIN」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 日本シュートボクシング界をけん引するRENA(24)がイリアーナ・ヴァレンティーノ(27)=イタリア=と対戦し、2ラウンド3分31秒関節技の飛びつき腕十字(アームバー)で勝利した。

 立ち技の女王として国内で君臨してきたRENAの総合格闘技(MMA)デビュー戦。シュートボクシングにある投げ技を織り交ぜ、第1ラウンドから試合をコントロールした。顔面にパンチ、ボディーにキックを受ける場面もあったが、積極的に攻めた。

 第2ラウンドの2分40秒過ぎ、投げで相手の上に乗り優勢に。一度は離れたが、3分20秒に相手の腕に飛びついて肘関節をきめる逆十字固めを繰り出した。10秒ほど持ちこたえたヴァレンティーノだったが、我慢しきれずタップ。意表をつく関節技で1本を奪った。

 試合後は「MMA初挑戦で、飛びつき逆十字したいと(以前から)言ってたら本当にできちゃって…。佐藤(ルミナ)さんに教えていただいて、すごいはまっちゃって」と、総合の手ほどきを受け、この日はリングサイドで見守っていた元格闘家の佐藤ルミナ氏に感謝。「シュートボクシングをするまでは引きこもりで何もできない女の子でした。MMAに挑戦することになって夢のよう。熱い時代になって本当にうれしく思います」と、アイドル顔負けの笑顔をはじけさせた。

 試合後はシュートボクシングをけん引する立場らしく、「1、2、3、シュート!」と観衆と唱和してマイクアピールを締めくくった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス