武藤、大ブーイングのKAIにダメ出し
WRESTLE-1の武藤敬司社長が13日、12日の後楽園ホール大会で流出していたWRESTLE-1王座を奪回しながら、ファンから大ブーイングを浴びたKAIに対し、観客とのやりとりに“ダメ出し”した。
KAIはベルトを取り戻した直後に「勝負は分からない」ことを前提に、「何回負けても食らいつく」「負けちゃったらすいません」などとマイクアピール。ファンから厳しい指摘を受けるたびに反応しててブーイングが起こるなど、逆風にさらされた。
都内でトーナメント「WRESTLE-1 GP 2015」の公開抽選に出席した武藤社長は「オレだって、31年間のプロレス生活で多くのブーイングを受けてきた。気にすることはない」としながらも、「KAIのマイクパフォーマンスでお客とのやりとりはいただけない。。すべて気にするのは(確固たる)意思がないから。来たもの(ファンの声)をはね返さないといけないシチュエーションはいただけない」と指摘した。
これに対し、KAIは試合直後で意識もうろうだったとした上で「お客さんとのやりとりは嫌いじゃないし、自然にやったこと。ケースバイケースで、きのうはああなった」とコメントした。
