快挙のりくりゅうが一夜明け会見 木原「一睡もできてない」 ふたり「実感がわいてない」と口そろえる 今後に言及「ペア大国になるために広めていきたい」
ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート・ペアで金メダルに輝いた“りくりゅう”こと三浦璃来(24)、木原龍一(33)組=木下グループ=が17日、現地で一夜明け会見を行った。
世界王者でSP5位からの逆襲を狙った“りくりゅう”は、前日のフリーで会心の演技をみせ、世界歴代最高となる158・13点をマーク。合計231・24点とし、現行採点方式となった06年トリノ五輪以降最大となる6・9点差を大逆転して、日本勢初めて表彰台の頂点に立った。
団体の銀と2つのメダルを首にかけ登場した二人。三浦は「まだ試合が終わって10時間くらい。実感は湧いていないけれど、自分らしい演技ができてうれしい。金メダルを取ることができて、日本のペアの未来に貢献できたら」と語った。
木原は「まだ一睡もできていない。試合が終わった感じがない。SPで大きなミスをして、心が折れてしまっていたが、璃来ちゃん、コーチが立て直してくれた。諦めないことの大切さを学べた」と吐露。それぞれが一夜明けた感想を口にした。
今後についても言及。木原は「ペア競技を見て頂くことは難しかったが、オリンピックを終えてペアのことを知らなかった方々にも知って頂ける機会は少しずつ増えていくと思うので、僕たち世代でペアが終わってしまうのではなくペア大国になるために、僕たちを見てペアをやりたいという子が出て来てもらえるように頑張りたいなと思いますし、ペアを広めていきたい」とうなずいた。
◆三浦璃来(みうら・りく)2001年12月17日、兵庫県出身。中京大出。146センチ。カナダを拠点に木原と組んで7季目。22年の北京冬季五輪で団体銀メダル、個人で日本勢初入賞の7位。22~23年シーズンにグランプリ(GP)ファイナルで初優勝。世界選手権は23、25年に制覇。
◆木原龍一(きはら・りゅういち)1992年8月22日、愛知県出身。中京大出。174センチ。11年世界ジュニア選手権男子代表。13年にペアに転向し、14年ソチ、18年平昌両五輪に異なるパートナーと出場。
