世界ボクシング評議会（ＷＢＣ）バンタム級タイトルマッチ（２２日・代々木第二体育館）の調印式、記者会見が２０日、東京のホテルで行われ、７度目の防衛を目指す山中慎介（帝拳）は「試合をするのが楽しみ。しっかりＫＯで勝って強さを証明するだけ」と宣言した。

　グローブチェックでは挑戦者のスリヤン・ソールンビサイ（タイ）陣営が、公平性を求めるとして同じ色での対戦を要求。入念に王者のグローブを確認するなどしたが、結局は山中が予定通り黒、スリヤンは青で闘うことになった。心理戦とも受け取れる動きに山中は「ああいうことをする時、向こうは大体いい結果は出ない」と笑い飛ばした。